ソーシャルビッグデータ事業プロジェクト

実社会データ共有基盤の開発

プロジェクトの概要と想定される成果・目標

道路や交通などの社会インフラなど、常に変動する実社会の状況の効率的な収集、状況把握、分析を可能にするデータ共有基盤システムを、自治体等と連携して実証的に開発します。
これにより、我が国が目指す「多様な主体による協働」(「公共」を行政だけでなく地域関係者それぞれが主体となって作り上げる様)による地域づくりの考え方の下、オープンかつ高信頼の公共データの共有・活用の方法論の提案とデータ共有基盤システムの構築を行います。

プロジェクトの背景

人口減少、人口偏在が加速する社会状況は、さらなる拡充が求められる公共サービスを急速に減少する現役世代によって支えることとなり、社会インフラの老朽化や厳しい財政状況もあり、行政だけでの公共サービスの維持が難しくなっています。そこで、地域の維持・発展には、行政だけでなく、地域の事業者や市民、来訪者らなど多くの関係者が無理なく参画し、それらステークホルダーが地域のデータを日常活動の中で取得・提供し、それらをオープンにすることで、立場や分野を横断した活用が可能となり、効率的・効果的な課題解決や新たなイノベーション創出も可能になると期待されています。

プロジェクトでの研究・開発内容

社会活動の基盤となる道路や交通の分野を例に、従来は行政により高信頼だが高コストの方法でしか調査できなかった道路の路面状態、交通状況等を、クラウドセンシングの方法論により、高頻度でかつ広域での状況把握を可能にします。スマートフォン等の普及型デバイスを活用し、簡便に広くデータ収集を行い、収集されたセンサデータ(位置、加速度、画像等)とそこからの抽出されたイベントをデータ化します。それらを集約し、多様なユーザ、多様な目的で活用可能にするための基盤システムの開発を行います。