データライフサイクル・マネジメントの推進プロジェクト

プロジェクトの概要と想定される成果・目標

社会データ構造化センターでは、データライフサイクル・マネジメント事業として、このようなビッグデータや社会調査データを、個人のプライバシーに配慮しつつ、安全にデータを共有し、利活用するための環境を整備していくため、法津に関する専門家を交え、課題を整理し、データが適正に取り扱われるための検討を行っています。 また、あわせて、大学等の研究機関や研究者を対象に、チュートリアルの開催や情報提供などを通じて、社会調査やデータ取得・管理・運用・公開に関する法的リスク対応への教育・研究プログラムの提供を行い、研究者が法的に適正なデータ運用ができるよう、学術コミュニティに貢献していくことを目指しています。

プロジェクトの背景

社会データ構造化センターが実施するソーシャルビッグデータ事業や社会調査事業、公的ミクロデータ事業では、様々なデータを取り扱っています。当センターで取り扱う様々なデータは、社会の中で広く利活用されることによって、社会で起こっている様々な課題を解決したり、皆さんの生活をより良くしていくことが期待されています。
しかしその一方で、ビッグデータや社会調査データの中にはパーソナルデータ(個人の行動・状態などに関するデータ)やプライバシーに関するデータが含まれている場合があります。これらは利用価値が高い反面で、プライバシーや個人情報保護の観点から慎重な取り扱いが必要となります。 また、近年世界的に公的資金により実施された学術研究に関しては、論文(研究成果)だけではなく、研究データについても公開するよう求められています。このような世界的なオープンデータ・オープンサイエンスの潮流は、日本においても科学研究費補助金など公的資金によって行われた研究に関して、研究成果の社会への還元やより一層の研究の促進・効率化のため、研究データの公開に向けた取り組みが進められています。 このようなオープンデータ・オープンサイエンスを実現するためには、従来型の収集・管理・運用・廃棄といった従来の研究データマネジメントから、計画・生成・加工・分析・保存・公開・再利用(などデータの公開・共有・共同利用を見据えた新たなデータライフサイクルを構築することが求められています。


Source:uOttawa(https://biblio.uottawa.ca/en/services/faculty/research-data-management/what-research-data-management)
データライフサイクル・マネジメント推進のための取組
  • 社会調査におけるデータライフサイクル・マネジメント(詳細はこちら
  • 近年世界的に個人情報やデータ保護に関する社会制度の見直しが進む中で、データライフサイクル・マネジメントを考慮した社会調査プロセスの構築のための検討を行う。
  • あわせて、社会調査で必要となるドキュメントの整備を行う
  • データライフサイクル・マネジメントに関する研究者支援(関連資料はこちら
  • 社会調査やデータ取得・管理・運用・公開に関する法的リスク対応に関する研究者支援として、大学等の研究機関や研究者を対象に、チュートリアルの開催や情報提供を行う。